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お葬式後も長く続く「法事・法要」を滞りなく執り行い故人を弔うご供養のマナー。

故人が亡くなると、通夜式があり告別式があり、親族はゆっくり過ごす時間もなくバタバタと数日が過ぎる事でしょう。
お葬式を行う一番の目的は、故人を弔いあの世への旅立ちを温かく見守るという事であるに違いありません。ですが実は、残された遺族にとっての新しい生活への切り替えの場としての意味も成していると言われています。
深い悲しみに包まれつつも、葬儀を執り行う事で故人との別れを実感すると共に、気持ちを切り替えて新たな生活をスタートさせるきっかけとなる役割がお葬式にはあると言えるでしょう。

このように、❝お葬式❞が終わるとひと段落し、新しい生活に向けて一つ進んだ様な心持でホッとする部分も大きいかと思います。しかし忘れてはいけないのがこれから先のこと。
お葬式の後に迎えるべきいくつもの法要・法事をきちんと把握しておきましょう

法要・法事とは

法要・法事とは「追善供養」とも呼ばれます。
故人の霊を慰める為に行うもので、僧侶に読経をお願いする事などを指します。
もともと「法要」とは❝仏となった故人を供養する❞という意味のある仏教用語です。偲び、冥福を祈り、故人を弔う。そういった目的で行われるものです。
「法要」「法事」…言い方は異なりますが、どちらも同じく故人の冥福を祈るという目的で行われている行事です。
厳密には「法要」を行った後に会食が行われる時、法要を含めた全ての流れを「法事」と呼びます。

法要・法事の流れ

◆ 僧侶による読経
◆ 参列者の焼香
◆ 僧侶からの法話
◆ お墓参り
◆ 施主からの挨拶
_____________________↑法要
◆ 会食
______________________________↑法事

法要は、自宅や寺院、霊園などで営まれます。
法要までの流れは家族や親族のみで執り行い、その後の会食には縁の深かった友人・知人にも参加していただく事もあります。

これら「法要」や「法事」は、故人亡き後、お葬式後にも長く続いていくのが仏教の考え方です。葬儀の宗旨別割合のうち仏式による供養が全体の8割を占めると言われる日本では、昔から伝わる習慣的な法要が複数存在します。
お葬式が終わった後も、しかるべきタイミングで「法要・法事」を行うようにしましょう。

法要の種類

故人が亡くなった日【命日】を軸に、お葬式の後にも様々なタイミングで法要があります。
命日~百日目までの間に行われる法要を❝忌日法要❞と呼び、その後、祥月命日に合わせて行われる一周忌・三回忌・七回忌、等の法要が❝年忌法要❞です。
日本には、❝お盆❞や❝お彼岸❞といった独特の法要の習わしも存在しており、地域によってその方法や習慣が異なる場合もあります。

忌日法要

故人が亡くなった日【命日】を軸に、お葬式の後にも様々なタイミングで法要があります。
その中でも、命日~百日目までの間に行われる法要を❝忌日法要❞と呼びます。忌日法要のうち、そのメインとなるのは納骨がある四十九日までの期間の法要です。
仏教の考え方では、命日から四十九日の間を「中陰」といいます。この「中陰」の四十九日の間は、人が亡くなってから次の人生に向かうまでの旅のようなもので、命日から七日目の初七日を皮切りに七日ごとに裁きを受け、どの世界に生まれ変わるかを決められるとされています。

  • 初七日(しょなのか)
  • 二七日(ふたなのか)
  • 三七日(みなのか)
  • 四七日(よなのか)
  • 五七日(いつなのか)
  • 六七日(むなのか)
  • 七七日(なななのか)=四十九日(しじゅうくにち)

※ 読み方は諸説あります

遺族は、四十九日の最後の裁きで故人が良き世界へと生まれ変われる様見送るべく、七日ごとの裁きに合わせて供養を行います。
中陰壇と呼ばれる「遺骨」「遺影」「位牌」を安置する壇の前に座り、お線香をあげて故人の極楽浄土への道を祈ります。

近年では、お葬式(告別式・火葬)の際に❝初七日❞の読経も一緒に行う事が習慣化してきました。
お葬式を行ってからその後、初七日(命日から七日目)にまた親族・親戚一同が集まるのは難しいというのが大きな理由です。

葬儀で初七日の法要を同時に行い、その後中陰の期間は遺族が中陰壇の前で七日ごと(忌日)の法要としてお線香をあげます。
そして七七日にあたる四十九日には、家族・親族が集まり、僧侶もお呼びした上で正式に法要を行う。この四十九日は、納骨を行うタイミングでもあり、法要の後に会食が行われるのが一般的ですので「法事」と呼ばれる事が多いです。

その後❝忌日法要❞の区切りとなる百か日では、残された遺族が「哭(な)く事から卒(しゅ)っする」という意味から「卒哭忌(そっこくき)」とも呼ばれ、悲しみで涙を流す事をやめる日であるとされています。
百か日法要は家族のみで行われる事がほとんどで、僧侶を呼ばない場合も多くあります。
また、遺品の整理や形見分けはこの百か日までに済ませるのが一般的であり、葬儀の際にご香典や供花を頂戴した方々への御礼の挨拶と香典返しもこれまでに済ませておくのがマナーです。

年忌法要

年忌法要とは、一周忌以降命日に合わせて行われる法要の事を言います。
故人を偲びご逝去から日が経っても供養を行うという気持ちで執り行います。
命日から一年の経った日を一周忌、その翌年を三回忌。
死亡年を一として数え、その後は

  • 七回忌
  • 十三回忌
  • 十七回忌
  • 二十三回忌
  • 二十七回忌
  • 三十三回忌

まで執り行われます。
それ以降は五十回忌・百回忌となり、その後は50年に一度法要を行うとされます。
歴史に功績を残した様な偉人であれば、何十年・何百年と様々な人のお気持ちにより法要が続く事もありますが、一般的な家庭であれば僧侶を呼び行う法要はそこまで長い月日を続けては行わないのが実際です
法要をいつまで行うのか、という点に関しては各御家庭の考えや環境によりそれぞれが判断を行って問題ありません。しかし家庭により、地域により感覚の違い等もありますので、あまり早いうちに取りやめてしまってご親族から批判の声があがる等の可能性などは考慮し、家族で慎重な話し合いを行うと良いでしょう。

【祥月命日】しょうつきめいにち

一般的に「命日」と呼ばれる日のことです。
「祥月」とは亡くなった日の〝月〟のことを言い、亡くなった〝日〟「命日」と合わせ、「祥月命日」と呼ばれます。
儒教にある小祥・大祥の風習に由来して祥月と呼ばれるようになりました。
「忌日」(きじつ・きにち)とも呼ばれ、家族は法要を行い故人の冥福を祈ります。
命日から一年後を一周忌と言い、以降この祥月命日に合わせて行われる法要を年忌法要と呼びます

【月命日】つきめいにち

月命日とは、故人が亡くなった〝日〟を指します。祥月命日を除く毎月訪れるので年に11回「月命日」が来るということになります。
例えば1月15日の祥月命日の場合、その後2月15日、3月15日、4月15というように月命日が続いていきます。

お盆

8月15日の前後はお盆と呼ばれ、毎年この時期にはお墓参りやお供えを行い、祖先の霊をおまつりします。
お盆には先祖が浄土から戻ってくると考えられており、お墓の掃除をして盆提灯に灯をともし「迎え火」をたきますお盆の期間が終わる頃には「送り火」をたき、先祖が無事に帰れるようにとお祈りをします
僧侶を呼び読経を行ってもらうのは、迎え火をたいて先祖をお迎えしたその翌日が一般的です。
明治時代に旧暦から新暦に変更になった際に、新暦の7月15日でお盆を行った地域と旧暦の8月15日で行った地域に別れ、その風習が今でも残っている地域も多くあります。
故人の命日から数えて初めて来るお盆を「新盆・初盆(にいぼん・はつぼん)」と呼びますが、四十九日よりも前に新盆が来る場合にはその翌年からお盆の法事を行います。

お彼岸

どちらかというと馴染みのあるお盆よりも、なんとなく把握しているという方も多い「お彼岸」。お盆もお彼岸も先祖を供養するという目的の法要の一つである事に違いはありません。
お盆は7月(新暦)8月(旧暦)であるのに対し、お彼岸は「春分」「秋分」の前後7日間を期間として設けています。季節の変わり目に行われる法要であり、この時期に行う理由は昼と夜の長さがほとんど同じになるという事から❝あの世とこの世が一番近くなる❞とされている為です
それぞれを「春彼岸」「秋彼岸」と呼び、春には「ぼた餅」秋には「おはぎ」をお供えするのが風習です。

最期に・・・

お葬式を終えてからも、長く続く故人のご供養。
家族や地域の習わしによりそのスタイルは様々である事から、少しでも不安や疑問があればまずは葬儀社に質問を行うと良いでしょう。
いつまでも故人の存在を忘れぬよう、定期的に法要を行うというのは故人にとっても家族によっても大切な行事になっていくに違いありません。
今一度期日を確認し、故人様の弔いを忘れずに行う「法要」を特別な日としてこれからも続けていっていただければと思います。