東京の最安葬儀なら葬儀会社「極空ごくう」。お葬式の事ならお任せ下さい

エンディングノートの簡単な書き方とは?①葬儀について

自分に万一のことがあったとき、家族に迷惑がかからないようにとエンディングノート(終活ノート)を書く方が増えています。でも実際にエンディングノートを書こうとしたら、書き方もわからずに記入することの多さに挫折してしまったという方も多いですよね。

エンディングノートが大切だということはわかっていても、いざ自分の名前や住所、さらには卒業した学校などを書く欄を目にすると「これでは終活というより就活では…」と思い、やる気がなくなってしまったというケースもあります。

細かく書けば書くほど役立つことが増えるエンディングノートですが、そもそも書き方がよくわからないし、どうしてこんなことまで書くのか意味がわからないというご意見もあるでしょう。

そこで今回は、書こうとしたのに挫折してしまった方や、書いてみるぞと気合十分な方に向けて、エンディングノートの簡単な書き方についてお伝えしていきます。

挫折しない書き方のポイント

目次を見て「こんなにたくさん書くのは無理だ!」と思った方は、次の順に書き進めることをオススメします。

必ず書いておきたいことを書く
   ↓
基本的に書ておきたいことを書く
   ↓
できれば書いておきたいことを書く

エンディングノートの書き方にルールはありませんが、とにかく書くことがたくさんあるのでいくつかに分けてご説明していきます。

必ず書いておきたいこと

まず、これだけはないとご家族が困るということを、書いていきましょう。書く前に心に留めておいていただきたいのは「あなたが当たり前だと思っている情報は、あなたしか知らないことが多い」ということです。些細なことなので書く必要がないと思ったとしても、それもまた貴重な情報かもしれないのです。

生前の葬儀予約

予約がない場合も「ない」と確認できれば安心です。予約がある場合は葬儀社名と電話番号だけでも書いておきます。もし見積書があれば、費用の目安になるので貼っておきましょう。

予約があるのを知らずに他の葬儀社を手配してしまうとトラブルになってしまうので、これは忘れずに書きたい項目ですよね。葬儀費用を支払い済みかどうかも一筆あると安心です。

近年は、葬儀を生前予約される方がずいぶんと増えてきました。一昔前までは生前に葬儀のことを考えるのはよくないとされていましたが、時代はずいぶんと変わったものです。

MEMO

生前に葬儀を予約すると、費用が割引になる葬儀社もありますので、サービスの内容をよく比較検討しておきましょう。

親族と知り合いの連絡先

連絡先リストは非常に重要ですが、最新のリストをきちんと残している方は意外に少ないのが現実です。ここでは親族と知り合いの名前と連絡先、そして自分との関係も書いておくようにしましょう。

たとえば「会社関係の友人」と書かれていれば、会社の人たちに訃報を一気に知らせてもらうということもできます。どうしても書くのが面倒でしたら「今年の年賀状を出した人全部」というような書き方でも何もないより助かります。

さらに「A:すぐに知らせる人」「B:葬儀の日時を知らせる人」「C:葬儀が終わったら知らせる人」「D:知らせたくない人」というように、訃報を知らせるタイミングまでわかるようにしておくと便利です。

連絡先リストは一度作ったら終わりでなく、定期的に見直して更新しておきましょう。電話番号が変わったり引っ越ししたりと、人はずっと同じ状態ではないですし人間関係も変わりますので、内容の見直しも必要です。

MEMO

パソコンやスマホの中にある連絡先は、ご本人が亡くなったあとは見られないものと考えて、ご家族がいつでも見られるように印刷して渡しておくことをオススメします。

遺影

遺影として使いたい写真と、置いてある場所を書きます。遺影にふさわしい写真を探すのは大変な手間ですので、できれば写真そのものを貼りつけておくか、データを保存したものを用意しておくと安心です。

遺影にしたい写真を選ぶときは、いい表情をしていてカメラ目線でハッキリしているものを選んでください。小さな写真は拡大するとお顔がぼやけてしまいますので、「遺影用」として撮った写真を使うのが一番確実な方法です。

MEMO

写真をデジタルデータにしてCDに入れてくれるサービスもありますので、積極的に利用しましょう。近年、お葬式で遺影をデジタル表示したり、メモリアル動画として編集した写真を流したりすることもよくありますので、写真のデジタルデータはとても役立ちます。

出典:極空のスペシャルメモリアル動画

基本的に書いておきたいこと

次に、ご本人の希望に近い葬儀を行うために、心の中の思いを書いていきましょう。葬儀にはたくさん決めなければならないことがあり、葬儀社との相談の中でご遺族は「故人ならきっとこう考えるだろう」と想像を働かせて決めることが

よくあります。しかし本当はご本人が生前に「こうしたい」と決めておくのが一番ですよね。

喪主

喪主をお願いしたい方の名前と連絡先を書きます。同時にその方へのメッセージも書いておくといいでしょう。

ご家族がいる場合、一般的に喪主は配偶者か子どもか親族になります。しかし、すでにご家族が他界されているようなときや、家族以外の方にお願いしたいときには、喪主を選んでおくことは非常に重要です。

お葬式の場所と規模

希望するお葬式の場所と規模を書きます。
お葬式の場所は、ご自宅か葬儀場かを選びます。近年ではご自宅でお葬式をする方は少なくなりましたので、ほとんどの方は葬儀場を選ぶのではないでしょうか。
それから、お葬式をしたい葬儀場の名前、住所、電話番号を書きます。遠方から来る方のために、どんな場所で行えばいいかもよく考えておきましょう。この辺りの細かなことがよくわからないという方は、葬儀社に相談してみるのもいい

かもしれません。

葬儀の規模には、次のようなタイプがあります。

  • 直葬
  • 火葬式
  • 密葬
  • 一日葬
  • 家族葬
  • 一般葬
  • 社葬

密葬をしたあとに社葬をしたり、葬儀後にあらためて親しい方をお呼びしてお別れ会をしたりするというパターンもあります。現在では葬儀の形は多様化してきているので、ご遺族に負担のかからない納得のいくやり方を自由に選べるよう

になりました。

近年では、一日葬や家族葬がとても増えています。最初は家族葬だと思っていたのに、実際に参列者を考えてみたら一般葬になったという方も多いので、葬儀の規模で迷ったら葬儀社に相談しながら決めていくといいでしょう。

宗教と戒名

お葬式の形式は、信仰している宗教によって次のようなものがあります。

  • 仏式
  • 神道式
  • キリスト教式
  • その他の宗教式
  • 無宗教

信仰心のあつい方の場合は、迷うことなくその宗教に応じた形式を選ばれることでしょう。しかし信仰している宗教はあるけれども、お葬式は宗教色のないやり方で行いたいという方もいらっしゃいますので、後悔のないように素直な希望

を書くようにします。

戒名(かいみょう)は、必要か不要かを書きます。生前に戒名を受けている場合は、その戒名とともにいつどこで受けたものかも書いておきます。

香典

香典の受け取りの有無を書きます。近年、家族葬などの小規模なお葬式が増えたことや、香典返しなどの手間を減らすために香典を辞退される方が増えてきました。香典辞退をする場合、供花と供物を辞退するかも書いておきましょう。

香典辞退は、お住まいの地域や習慣によっても違いがありますし、香典辞退による費用の負担増なども考えられますので、ご家族とよく話し合った上で書くことをオススメします。

MEMO

特に都市部や関西では、ご香典の辞退が増えてきています。関東では参列者の皆さまにお食事を振る舞うことが多いのですが、関西では食事は親族だけということが多いので、その習慣の違いも影響しているようです。

祭壇

祭壇には、主に次のようなタイプがあります。

  • 白木祭壇(宗教色あり)
  • 花祭壇(宗教色なし)
  • キリスト教などその他の宗教的祭壇
  • オリジナル祭壇(宗教色ありなし自由)
  • なし

宗教によっては祭壇に細かなルールが設けられていることもありますが、最近は宗教色のない花祭壇を選ばれる方がとても増えています。いまや祭壇は個性を表現する大切な場所にもなってきていますので、花祭壇に趣味の作品を飾るなど

あなたらしい祭壇をデザインするのもいいでしょう。

祭壇について詳しくは、こちらの記事(花祭壇でお葬式がしたい人必見!知らないと損する葬儀業界の裏話あり、にリンク)をご覧ください。

MEMO

花祭壇を選ぶ方は、どんなお花を使ってどんな色に仕上げたいかの希望も書いておくと祭壇のイメージが伝わりやすくなります。

伝えたいメッセージ

ご家族、ご友人、参列者の皆さまにお伝えしたいメッセージを書きます。葬儀のときに故人からの最期のメッセージとして皆さまにお伝えしてもいいですし、家族や友人に個人的に伝えたいメッセージを書いてもいいでしょう。

日頃、照れくさくてなかなか言えない感謝の言葉もあるかと思います。心の中に思いを秘めたまま天国に旅立ってしまっては誰にも伝わることがありませんので、自分の気持ちに正直に書いてみましょう。

できれば書いておきたいこと

最後に、理想に近い自分らしい葬儀を行うために、細かなことを書いていきましょう。この内容は自分史にも通ずるものがあるので、書きながらご自分の歴史をふり返ることができ、残りの生き方を考えるきっかけにもなります。

好きな花、座右の銘などの個人データ

お葬式で故人がどんな人物だったかを参列者にお伝えするために、あなたの内面に関することを書きます。これらの個人データは大変貴重なものですので、メモリアルアルバムを作成したときのナレーションにも利用できますし、何よりご家族があなたを思い出すときに役立ちます。

書く内容は自由ですが、たとえば次のようなものがあります。

  • 趣味
  • 好きな花、嫌いな花
  • 好きな食べ物、嫌いな食べ物
  • 好きな場所、嫌いな場所
  • 好きな言葉、座右の銘
  • 好きな本、好きな映画
  • 人生で一番嬉しかったこと
  • 人生で一番悲しかったこと
  • 人生で一番幸せを感じた瞬間
  • 人生で一番後悔していること
  • 人生で一番笑った出来事
  • やり残してしまったこと
  • もし生まれ変わったらやってみたいこと
  • みんなに秘密にしていたこと

辞世の句として、一句読んでみるのも素敵ですよね。ここではおもいきってご自身を表現してみてください。

MEMO

花祭壇でのお葬式を希望するときは、好きな花と嫌いな花を書いておくといいでしょう。「お葬式でよく使われる花の種類や色は嫌だから、明るいイメージのお花を使って欲しい」などという一風変わったご希望を書くのも自由です。

音楽葬(好きな音楽とその理由)

音楽葬の希望の有無を書きます。もし音楽葬を希望するときは、お葬式全体で10曲ほどの曲が必要になりますので、流したい曲を考えておきましょう。

どの場面でどの曲を流して欲しいと細かく考えて、同時にその曲を選んだ理由も書いておくようにします。そうすれば参列者の皆さまに故人の思いが伝わって、よりオリジナリティあふれるお葬式ができそうですよね。

MEMO

ご家族の好きな曲をご本人の代わりに10曲選ぶことは、かなり難しいです。実際にやってみるとわかりますが、たとえ家族でも好きな曲までは知らないということが多いものです。

動画と音声データ

生前に撮影や録音していたものがあるときは、動画なのか音声のみなのかを書き、置いてある場所と保存先も書いておきましょう。何もない場合でも「ない」と書いておけば、どこかに動画がないかとご家族が探し回る手間が省けます。

MEMO

保存先とは、たとえばCD、DVD、USBメモリ、SDカード、フィルムなどです。オンラインで保存している場合もあるかもしれませんが、うまく取り出せないことがありますので、データはご家族に渡せる形にしておくことが大切です。

メモリアルコーナーの展示内容

最近のお葬式では、故人を表現する場としてメモリアルコーナーを設置することがありますので、そこで何を展示したいかを書きます。

展示するものは自由ですが、次のようなものがあります。

  • 生前の写真
  • 生前の職業の制服や仕事道具
  • 釣り道具など趣味で使っていた物
  • 手芸品、絵画、編み物、陶芸など趣味の作品
  • 置物、模型、帽子、サングラス、古い玩具など趣味で集めていた物

自分らしさを感じさせるものなら何でもかまいません。自分には趣味と呼べるものは何もないと思っていても、たとえば猫が大好きで、猫のマグカップや猫のスリッパを使っているというようなことはありませんか?あなたが選んだ身の回

りにあるものは、すべてあなたらしい物とも言えます。

それから、今まで人に披露してこなかった意外な物を展示するのもいいかもしれません。参列者が懐かしくあなたを思い出せるように、色々アイデアを出してみるのも案外楽しいものです。

エンディングノートを書きたくなる映画

ここで、エンディングノートが流行るきっかけの一つになったと言われている日本映画「エンディングノート」をご紹介します。この映画は主人公の娘さんが監督という異色のドキュメンタリー映画です。はたして正しいエンディングノートの書き方がわかるような内容なのでしょうか。

あらすじ

2009年、東京。熱血営業マンとして高度経済成長期に会社を支え駆け抜けた「段取り命!」のサラリーマン・砂田知昭。67歳の時、仕事も一段落し40年以上勤めた会社を退職、第二の人生を歩み始めた矢先に、毎年欠かさず受けていた健康

診断で胃ガンが発見。すでにステージ4まで進んでいた。

残される家族のため、そして人生総括のために、最後のプロジェクトとして課したのは「自らの死の段取り」と、その集大成とも言える“エンディングノート”の作成。やがてガン発覚から半年後、急に訪れた最期

果たして彼は人生最後の一大プロジェクトを無事に成し遂げることができたのか?そして残された家族は―。

by エンディングノート

悲しい最期が待っていることはわかっているのに、映画のタッチ…というより主人公の砂田さんの性格がとても明るいので、暗さを感じさせないユニークな雰囲気に仕上がっています。話の流れを少し見てみましょう。

1. 神父を訪ねる
2. 気合いを入れて孫と遊ぶ
3. 自民党以外に投票してみる
4. 葬式をシミュレーション
5. 最後の家族旅行
6. 式場の下見をする
7. 洗礼を受ける
8. 長男に引き継ぎ
9. 妻に(初めて)愛してると言う
10.エンディングノート

この流れを見るだけで感動の嵐が吹き荒れる予感がしますよね。特に「9. 妻に(初めて)愛してると言う」部分は、これをせずに天国に行くことは決して許されないほど重要な使命であるように思えます。

そして「4. 葬式をシミュレーション」からもわかるように、終活で葬儀のことを決めておくのは、家族の負担を減らして本人が納得のいく最期を迎えるために必要なことなのです。

この映画は、エンディングノートの書き方の参考というより、素晴らしい人生の終え方の参考になりそうです。涙なくしては見られない感動作なのですが、終活のお手本としてもご覧になることをオススメします。

まとめ

ここまで、エンディングノートの簡単な書き方についてお伝えしてきました。書いておきたいことがたくさんある中で、今回は「葬儀について」の部分を見てきました。どんな内容だったかサラッとふり返ってみましょう。

必ず書いておきたいことは、次の3項目

  • 生前の葬儀予約
  • 親族と知り合いの連絡先
  • 遺影

基本的に書いておきたいことは、次の6項目

  • 喪主
  • お葬式の場所と規模
  • 宗教と戒名
  • 香典
  • 祭壇
  • 伝えたいメッセージ

できれば書いておきたいことは、次の4項目

  • 好きな花、座右の銘などの個人データ
  • 音楽葬(好きな音楽とその理由)
  • 動画と音声データ
  • メモリアルコーナーの展示内容

エンディングノートを書きたくなる映画は、ドキュメンタリー映画の傑作「エンディングノート」

書き上げるのが大変なエンディングノートですが、一度書いたら終わりではなく、自分なりの書き方を見つけて定期的に更新していくことも大切です。いまやエンディングノートは「あった方がいいもの」から「必要なもの」という認識に変わってきていますから。

それにエンディングノートは、満足のいく葬儀を行うために必要なだけでなく、書いていく中で「自分自身を見つめなおす」こともできます。これは手軽で効果的な終活と言えますよね。

誰にでも訪れる人生のエンディングを納得のいくものにするために、エンディングノートを活用していきましょう。

葬儀のご相談は03-5877-2534までお電話ください。