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究極の手元供養!遺骨ダイヤモンドの作り方は?費用はどれくらい?

遺骨を近くに置いておく「手元供養」という新しいスタイルが登場してから、大切な人やペットの遺骨とずっと一緒にいる人が増えてきました。それに加えて日本人の間で密かに話題になっているのが「遺骨ダイヤモンド」という究極の手元供養のスタイルです。

火葬がほぼ100%である日本人にとって、家族が灰になってもその灰を愛しく感じてしまうのは自然な感情というもの。しかし「遺骨」や「遺灰」は見ていて癒やされるようなものではなく、見つめていると悲しい気持ちが蘇ってきてしまうものではないでしょうか。

その遺骨や遺灰が、キラキラと輝きを放つダイヤモンドに変身するというのですから、これはもう驚きを通り越してSFに出てくる非現実的な話のように思えてしまいますよね。本当に遺骨からダイヤモンドなんてできるのでしょうか?そしてその費用はどれくらいなのでしょうか?

今回は嘘のような本当の「遺骨ダイヤモンド」についてお伝えします。

遺骨ダイヤモンドとは?

遺骨ダイヤモンドとは、火葬した後の遺骨や遺灰を原料にして作られた合成(人工)ダイヤモンドのことです。別名メモリアルダイヤモンド、遺灰ダイヤモンドとも呼ばれています。遺骨ダイヤモンドは天然ダイヤモンドと同じ成分でできていて、鑑定士が見ても天然かどうか区別がつかないほど美しい輝きと、高い硬度を持っています。

遺骨ダイヤモンドは、遺骨や遺灰の他に毛を原料にすることもありますので、人間はもちろんペットを供養する方法としても人気が出てきています。遺骨をダイヤモンドにすると、思い出を美しい宝石にできるだけでなく、現代人を悩ませているお墓の跡継ぎなどの問題も解決できますので、一石二鳥なのです。

ダイヤモンド葬とは?

ダイヤモンド葬とは、お墓を作らずに遺骨をダイヤモンドにして手元供養することです。お墓を作らない供養のしかたには海洋散骨などもありますが、ダイヤモンド葬にすれば、故人とずっと一緒にいられますので、今までにはなかった画期的な方法と言えますよね。

遺骨ダイヤモンドの作り方

遺骨ダイヤモンドを作るには特殊な機械と技術力が必要ですので、今のところ日本国内では作ることができません。海外にある専用施設へ遺骨を送って、ダイヤモンドを製作してもらうことになります。

作り方は次のとおりです。

①日本から専用施設に遺骨が届く

届いた遺骨は個別の箱に入れて管理番号を付け、他の遺骨との取り違えや混合を防止します

②遺骨から炭素を抽出する

遺骨の炭素成分を分析した後、炭素を抽出します。

③炭素から不純物を取り除いて黒鉛を作る

抽出した炭素に熱処理や物理処理をおこなって、不純物を取り除きます。ここで炭素含有率が95%以上の黒鉛が作られます。不純物が多いと美しいダイヤモンドが作れないので、この作業はとても重要です。

④黒鉛からダイヤモンド原石を作る

核となる結晶とともに黒鉛を特殊なカプセルに入れます。そのカプセルをダイヤモンド合成機械に入れ、5万気圧以上、1,300℃以上の高温高圧状態に置きます(ダイヤモンドができる自然環境に近い状態です)。そのまま数週間すると、黒鉛がダイヤモンド原石に変わります。

⑤ダイヤモンド原石を取り出す

希望があれば、原石のままで渡すこともあります。

⑥カットして研磨する

ダイヤモンド原石をカットして研磨します。

⑦管理番号を刻印する

取り違えの防止のため、肉眼では見えない大きさでダイヤモンドに管理番号を刻印します。

⑧品質検査して、保証書を発行する

品質を検査して、保証書や鑑定書を発行します。

⑨ジュエリーに加工する

希望があれば、指輪やペンダントなどのジュエリーに加工します。ダイヤモンドを作るのは海外ですが、加工は日本国内でおこないます。

製作する会社によって工程に多少の違いはあるものの、基本的な作り方は同じです。ダイヤモンドの色は、自然にまかせる場合も色づけする場合もありますので、お好みで選べばいいでしょう。

ダイヤモンドの濃淡は、遺骨に含まれる化学物質によって変化して同じものは二つとできないので、故人の個性がそのまま出る部分と言えます。つまり遺骨で作られたダイヤモンドは、世界にたった一つしかないということです。

他の遺骨との取り違えや混合を防止するために、管理番号を付けて厳重に取り扱っているところに、普通の宝石製作とは違った配慮を感じます。保証書が付いているとはいえ本当に渡した遺骨を使って作られているかは、製作会社を信用するしかないので、この部分は各社とも大変気を遣っているのでしょう。

製作動画はこちらです。

 

MEMO

黒鉛とは? : 黒鉛(こくえん)とは、炭素からできている鉱物で、グラファイトとも石墨(せきえい)とも呼ばれています。身近なところでは鉛筆の芯の原料にもなっている物質です。

製作と加工の費用は、約50万~300万円

遺骨ダイヤモンドの製作費用は、約50万~300万です。価格の目安としては、ダイヤモンド原石が40万~200万円、カットダイヤモンドが50万~250万円程度です。さらに指輪やペンダントなどのジュエリーに加工する場合は、別途10万~25万円程度の費用がかかります。

製作費用はサイズごとに決まっていて、0.1カラット~1カラットくらいまでのサイズから選ぶようになっています。どのサイズを選ぶかは、予算やどのようなジュエリーに加工するかによって決まります。製作会社によって、原石のまま渡せる場合や、2カラットの大きさまで作れる場合もあります。

製作費用がずいぶん高額だという印象を持つ人もいるでしょう。遺骨ダイヤモンドをただの宝石とするとたしかに贅沢なのですが、お墓の代わりと考えるとこれくらいは妥当であると言えるかもしれません。

なぜならお墓の平均購入費用は約150万~200万円で、半数以上が100万円以上かかっているのが現実なのです。遺骨ダイヤモンドを購入すれば、お墓を継ぐ人や管理費のことを考える必要がなくなりますので、この費用を高額と考えるかは個人の事情にもよるでしょう。

MEMO

カラットとは宝石の重さの単位のことで、1カラットは200ミリグラムです。

製作期間は、約6か月~8か月

遺骨ダイヤモンドの製作期間の目安は、約6か月~8か月です。ダイヤモンドができた後にもジュエリー加工に1か月程度かかるので、手元に届くのは早くても7か月ほどかかると考えておいた方がいいかもしれません。

製作期間は、サイズやカラーなどのオーダーの内容、そのときの受注状況によっても変化します。しかし日数はそれなりにかかりますので、たとえば四十九日までに完成して欲しいというようなときに注文するのは無理でしょう。

遺骨ダイヤモンドを製作するには、24時間体制で温度や圧力を管理して、天然ダイヤモンドが作られるときと同じような状態を人工的に作り出さなければなりません。そしてその状態を、安全性に配慮しながら長期間キープして製作しますので、急いで作るというのは不可能なのです。

MEMO

天然ダイヤモンドは地球で何百万年~何十億年もの歳月をかけて作られます。遺骨ダイヤモンドは、天然ダイヤモンドができるまでに必要な長い歳月を、数週間に短縮して作られているのです。

作るのに必要な遺骨量は、約50g~400g

遺骨ダイヤモンドを作るのに必要な遺骨の量は、製作会社によって50g~400g以上と開きがあります。コーヒーカップ一杯分の少量でも作れますが、遺骨の全量を使って小さなダイヤモンドに仕上げることもできます。

MEMO

ダイヤモンドのサイズは遺骨の量で決まるのではなく、ダイヤモンド合成機械の中に入れていた期間の長さで変わります。

遺骨の量があまりない場合は、故人の思い出の品などから作ることもできますので、量が少ないことを気にかける必要はあまりありません。たとえば、家族の髪の毛、手紙、服、愛読書、ぬいぐるみなど天然素材の可燃物であれば原料にできます。

メモリアルダイヤモンドは、遺髪を使って製作することもできます。髪の毛の場合は10gもあれば足りますので、遺骨が少ない場合はこちらを選んでもいいですよね。どうして髪の毛だと量が少なくても足りるかというと、髪の毛にはダイヤモンドの成分である炭素がたくさん含まれているからです。

MEMO

髪の毛で作ったダイヤモンドをヘアーダイヤモンドと呼ぶこともありますが、遺骨で作ったダイヤモンドと品質はまったく同じになります。遺骨に思い出の品を混ぜて作ったダイヤモンドも、遺骨100%で作ったダイヤモンドと品質は同じです。

ペットの遺骨や毛で作る人も多い

遺骨ダイヤモンドをペットで作る場合、300g以上の遺骨か10g以上の毛や羽でできます。300g以上の遺骨というと、体重が12kg以上は必要ですので、小型の犬や猫では足りませんよね。しかし毛や羽を使えばわずか10g程度あればいいので、遺骨が足りない分は毛を混ぜれば問題なく作れるでしょう。

ちなみにペットのメモリアルダイヤモンドを作る場合、飼い主の髪の毛を混ぜたり、リードや服を混ぜたりすることもあります。費用は人間の場合とあまり変わりなく、小さなサイズのものなら手元に来るのに、6か月くらいかかると考えておけばいいでしょう。

ペットのお墓で悩んでいる人にとっても、遺骨ダイヤモンドは新たな解決方法となっているのです。

遺骨ダイヤモンドを作った人の口コミ

実際に大切な人の遺骨でダイヤモンドを作った人の感想を聞いてみましょう。

  • とても感動して「普通の指輪とは意味が違う」と思った
  • 身につけていると離れて住んでいるという気持ちになる
  • 夫を亡くしてできた心の穴が、ダイヤを握ると温かいもので埋まるように思える
  • メモリアルダイヤモンドが、母として私の人生に寄り添ってくれると信じている
  • クリアに輝くダイヤモンドを見たとき、「光になった」と感じて涙があふれた
  • 父が好きだった青色の色合いのダイヤとなって戻ってきて、感慨深かった
  • 娘がまた私たちのそばにいて、見守ってくれると思う
  • 半信半疑だった息子たちも、キレイだと褒めてくれた
  • 亡娘がかけがえのない宝物となった
  • 見つめているだけで温かい気持ちになって癒やされる

身につけられるダイヤモンドということで、やはり女性の購入者が多いです。みなさん共通して「温かい」「癒やされる」と満足な気持ちでいますので、心理的な効果は出ていると言えるのではないでしょうか。何より「ずっと一緒にいたい」という願いが満たされているのがいいですよね。

どんな人におすすめ?

遺骨ダイヤモンドをオーダーしている人のタイプを見ていきましょう。

今のお墓のシステムに限界を感じている人

  • お墓を持っていない
  • お墓の費用は高すぎるので新しく作りたくない
  • 墓守りがいないので無縁墓になるのが怖い
  • お墓が遠くて管理できない
  • 子どもにはお墓の管理などの負担をかけたくない
  • お墓を閉めたいが遺骨をどうしようか困っている

永代供養墓や散骨を考えている人

  • 永代供養で他人と合祀する(骨を混ぜる)前に、遺骨をどこかに残したい
  • 散骨をしようとも考えたが、何か寂しい気がする
  • お墓は作りたくないが、散骨以外にいい方法があればと考えている

お墓や葬儀に興味がない人

  • ずっと無宗教で宗教的なことに関心がない
  • 寺院とのつき合いなどは面倒だから関わりたくない
  • お墓や葬儀にかけるお金は無駄だと思っている

これを見ていると、さまざまなお墓の悩みが遺骨ダイヤモンドという新しい方法で解決している様子が伝わりますよね。新しい供養法ですので、古い考えを持った方たちにはなかなか受け入れられない可能性もありますが、髪の毛を使って作ることもできますので、興味のある人は相談してみるといいかもしれません。

まとめ

今回は遺骨ダイヤモンドについてお伝えしました。どんな内容だったかサラッとふり返ってみましょう。

  • 遺骨ダイヤモンドとは、遺骨や遺灰を原料にして作られた合成ダイヤモンドのこと
  • 別名メモリアルダイヤモンド、遺灰ダイヤモンドとも呼ばれている
  • 天然ダイヤモンドと同じ成分でできていて、美しい輝きと高い硬度を持っている
  • ダイヤモンド葬とは、お墓を作らずに遺骨をダイヤモンドにして手元供養すること
  • ダイヤモンド製作は、海外の専用施設でおこなわれる
  • 製作と加工の費用は、約50万~300万円
  • 製作期間は、約6か月~8か月
  • 作るのに必要な遺骨量は、約50g~400g
  • ペットの遺骨や毛でダイヤモンドを作る人も多い
  • 実際に作った人は、癒やされたと満足している
  • お墓の悩みを抱えている人におすすめできる

「もし私が死んだら遺骨を海に撒いて欲しい」という方はたまにいますが、これからはここに「死んだら遺骨をダイヤモンドにして欲しい」という不思議なセリフが加わると思うとなんだかワクワクしてきますよね。

遺骨ダイヤモンドの大手メーカーであるスイスのアルゴダンザ社(リンクURL:https://www.algordanza.co.jp/)では、2019年には30か国以上の国から注文を受けています。このメーカーでは毎年約850人分の遺骨がダイヤモンドとして生まれ変わっているのですが、このうち日本人が占める割合はなんと25%もあります。

つまり毎年200人以上の日本人がダイヤモンドに変身しているということなのです。そうして作られた遺骨ダイヤモンドの価値は故人そのものなので、値段がつけられなくなりそうです。もし盗まれるようなことがあれば、宝石を盗まれたではなく「死んだお父ちゃんが誘拐された」などと言い出す人が出てくる可能性も。

今はまだ遺骨ダイヤモンドは身近な存在ではありませんが、そのうちにあちらこちらに宝石に変身した故人が登場するかもしれません。なんだか狐につままれたような話ですが、お墓問題が蔓延しているこの日本では、遺骨ダイヤモンドが救世主となる可能性は高い気がします。

あなたは死後、ダイヤモンドになりたいと思いますか…?